Did you have a bite?

アメリカにいた頃、よく釣りに出かけた。

もちろん子供たちも一緒だ。住んでいたベセスダ(Bethesda)という町からアナポリス(Annapolis)まで車で高速道路を飛ばして約1時間。ここまで来るとチェサピーク湾はすぐそこ。

参照地図の中央、バルーンのあたりをダブルクリックすると、見たいところが拡大される。

Chesapeake Bay Bridge(有料だったと思う)に乗り、途中のケント島(Kent Island)で高速を降りて、島を南下する。この島の南端に絶好の釣り広場がいくつかある。

ルート50をさらに東に進んで湾の対岸に出たこともあるが、あまり良い釣り場はなかった。

自宅の庭先で捕まえたミミズ(worm)をえさにして、まずはスポット(Spots, spotfish)をゲット。これを数センチにスライスしてえさにする。すると、かなり大きい魚(30cm~50cm)、ロックフィッシュ(Rockfish)、ブルーフィッシュ(Bluefish)ナマズ(Catfish)カニ(Crab)などがほぼ入れ食い状態。ロックフィッシュだけは州法によりリリースしなければならない。

この中で、ブルー(サバの大きいやつ)の引きがすばらしい。いきなり激しく引いたかと思うと、左右へと激しく走る。これがまた実に快感。また、時に巨大なエイが掛ることがある。これが食いつくと、まるで潜水艦を釣っているような感じだ。ズーンと引いて、左右へゆっくりと旋回。そして、徐々に引っ張られて、最後に糸が切れて終了。隣で釣り上げていた人がいたが、しっぽに毒があり触るのは危険な魚だ。

スポットを釣ろうと数メートル投げ入れたミミズに、どでかいヒラメがかかったことがある。不意を突かれたことと引きの強さに大興奮。体長70~80cmの大物だった。

友人に大西洋でのマグロのトローリングに誘われたが、残念ながら仕事で行けなかった。

何も遠くまで行かなくても、近場で十分楽しめる。アメリカには有り余るほどにすばらしい自然が残されている。いや、ホントに楽しかった。

・・・つづく。

 
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