レセ請求のお話

数ヶ月前から準備を進めていたオンラインレセプト請求のための理屈と方法を何とか学習し、現在繰り返し確認試験を行なっている。

分かってしまうと何てことはないが、時間的制限もあり今度ばかりは結構あせった。

2年ほど前まではADSL回線を使用していた。重いファイルのダウンロード速度にも不満はなかったが、あるトラブルから光回線を引くことになった。その後、院内LANを保護するセキュリティーソフトを導入したが、むしろファイルのダウンロード速度は遅くなってしまったので大してメリットも感じないでいた。

もちろん数年前からオンラインレセプト請求の話は知っていた。まじめに考え始めたのは半年ほど前か。結局光回線を引いて正解だったわけだ。オンライン請求に必要だから。ISDNも使用可能だそうだが・・・。

IP-VPNって何?から始まって、分かってみると何てことはなかった。社保診療報酬支払基金のHPに書いてある説明が分かりづらかっただけの話。

まあ、オンライン請求のメリットとしては、記載内容の不備が瞬時に分かることぐらいだろうか。何のためにこんなことをさせるのか良く分からないが、従来のような文書でのやり取りに比べたら多少の時間や経費の節約にはなるのだろう。

細かい話になるが、派生(厚生省)コード登録がなぜ必要なのかとか、きざみ項目とは何ぞやとか、といった素朴な疑問は支払側とIP-VPNで接続し、エラーを検討してみると実に良く見えてくる。

第1回目の確認試験で患者保険登録に関するエラーが見当たらなかったというのは、当院の事務が比較的優秀であることの証左だろう。当院では基本的に受付事務は一人でこなしてもらっている。受付から会計まで一人でやるのだ。これはカルテ・レセプト一体型の電子カルテソフトだからこそ可能なのだ。紙のカルテ+レセコンでは不可能だ。

ということで、当院も来月からオンラインでレセプトを請求します。

皆さんには全く関係のないお話しでした。

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